仕事に役立つドラッカーの一言
Knowledge-Worker Productivity 知識労働者の生産性を高める
Knowledge-worker productivity requires that the knowledge worker be both seen and treated as an asset rather than a cost.
知識労働者の生産性を高めるには、一人ひとりの人を尊重して、一人ひとりが成果をあげらえるように仕事を設計し、成果が上げれるように小まめに支援を続ける。
正解のない命題に取組む知識労働者の生産性とは、とにかく答えを出すことではないか。正解でないかも知れないが、上司や仲間の知恵を借りながら、もてる力を総動員して、解を出すことではないか。
昨日、名古屋でドラッカーマネジメント研究会「経営の真髄」第3回目を開催いたしました。
今回も議論が白熱して、第3章のみの進行となりました。議論の一番のポイントは、「人と仕事のマネジメント」というところで、皆さんの実体験を語っていただきました。人に仕事を割り当てるのではなく、仕事を特定の人に合うように修正加工できるか。仕事を修正加工できても、そもそもその人に能力がなければ、能力が不十分であればどうすればよいのか。など、議論しました。そんななかで、「組織ができない人を作る」という名言が生まれました。組織で共通の目的共有し、正しくマネジメント行うことで、全員が組織に貢献し、成果をあげ、自己実現ができることを目指そうということで、納得できました。
できない人をどう育てるかということも、トヨタの工程内で不具合を修正することで、製品不良を無くすという考えで、気刻みにフィードバックを行いながら、協力して完成を目指せば「できない」ということは起きないのではという話もしました。
株式会社オフィスインテグリティ 代表取締役 中西 功