お知らせ
2020年10月24日(土)ドラッカーマネジメント勉強会(ZOOM)「経営の真髄」第9章 企業の目的と目標
次回は、第9章 企業の目的と目標(P.167~196)を範囲といたします。
キーワードとしては、「企業の目的は顧客の創造」であり、そのために「マーケテイングとイノベーション」が必要になる。「われわれの事業は何か」を問い続けることで環境に変化に対応しながら自己刷新を続け自らの成長を促す。自己刷新するためには「体系的廃棄」が必要になる。目指すものは最大化よりも「最適化」で、利益というものは事業の目的ではなく「活動を継続するための必要条件」であり将来のコストである。といったところを中心にデイスカッションを進めてゆきたいと思います。
環境が大きく動いていくなかで、前回のデイスカッションでも、コロナの後に「戻るもの」と「戻らないもの」に分かれるというお話がありました。ドラッカーがいう「体系的廃棄」ということは頭ではわかっていながら、いざ実行に移すとなると難しいものです。いま直面しているコロナという大きなインパクトを受け容れながら、体系的な廃棄を積極的に行い、イノベーションを起こし、自己刷新を進めるいいタイミングなのかもしれません。
初めての方も大歓迎です。ちゃんと読んでなくても大丈夫です。キーワードに関連することでご自分の感じられたことや、他の人の発言を聞いて気づかれたことを発信するだけでも十分な学びを得ることができますので、お気軽のご参加ください。
勉強会は16:00~17:30 ZOOMにて開催します。終了後17:30からZOOM懇親会として、自由にお好きな飲み物や軽食を持ち込んでいただき、ざっくばらんな交流会といたします。
参加料 無料、ファシリテーター 中西 功
お申し込みは、info@integrity-cafe.com まで
お申込みいただいた方には、zoomの接続先をお送りいたします。
課題図書「経営の真髄」(上) ダイヤモンド社 PFドラッカー著、上田惇生訳
もう何度も読み返していますが、今回あらためて下記のくだりを読んで、目線を高く日々の忙しさに埋もれてはいけないということをリマインドさせてもらいました。
「われわれの事業は何か、何になるか、何であるべきか」という問いを体系的かつ真剣に問わないかぎり、またこれらの問いに対する答えに従って行動しないかぎり、全精力は昨日を守るために使われる。そして誰も、明日をつくるどころか、今日を開拓するために働く時間も資源も、意欲も持ちえないことになる。
サラリーマン時代は、人事異動や担当替えが3~5年ぐらいの周期で実施されていました。会社からの強制ではありますが、これで定期的な「体系的廃棄」がある程度できていたのかも知れません。サラリーマンを辞めて独立した今は、誰も強制的に「体系的廃棄」をしてくれません。自分で日々「自分の事業は何か、何になるのか、何であるべきか」を問い続けなければとあらためて感じました。独立当初はヒマでしたが、5年目を迎え結構忙しく消耗する日々を送るようになりましたが、ふと日常に埋もれてしまっていないかと不安になりました。会社を辞めて独立して5年という節目で、いま一度これからの5年について考えてみたいと思います。